高校時代の元浪人生

現役の時。私は高校3年生の時全くと言っていいほど勉強しませんでした。

3年の夏まで部活を頑張っていたけれど弱小。(部活は高校時代最大のいい経験でした。)

引退してからも部活に行ったりしてのんびり過ごしていました。

授業をさぼることも多く、テスト勉強もしない。

卒業試験の前だけはさすがにヤバいと思い勉強しました。

ぎりぎりの卒業。

そんなレベルだった私は大学受験なんて二の次で、現役時代はどこも受験をしませんでした。

大学に行きたい気持ちはありましたが、勉強に身が入らずどんどん先延ばしにしてしまった。気づけばもう取り戻せないほど時間は過ぎていました。

よく勉強しなきゃしなきゃと思いながら直前になって焦る。

私にとっては焦って取り掛かるだけすごいと思います。

私はそのまま目を背け、何も行動しなかったのですから。

卒業後になってようやく自分のやりたいこと、今後どうしていくかを考えて浪人することにしました。

遅い。遅すぎる。

本当に、ごみのような人間だなと思います。

勉強しなかった理由は何だったのか。

家庭環境を言い訳にすると、

私の家は表向きは多分幸せな、円満な家に見えると思うのですが内部はやや違っていました。

気性が荒い家族おり、怒鳴り暴れる毎日

小さい頃からそんな環境であり、何度自分の家庭を呪ったかしれません。

そんな中で、受験勉強に向かうだけの心の余裕がなかった。

どこを見てもストレスばかり。辛いことばかり。

でもみんなそんな中でも頑張ってるんでしょうね。

親を亡くしてる人や、ひどい虐待にあっている人もいる。

でも私はそのストレスに耐える力がなかった。

もう自分に何かができると思えなかった。

自己効力感や自尊心なんて言うものがほとんどなかった。

その中で、わずかに残る自尊心を守りたかったのかなと思います。

「自分はやればできる。」

そのわずかな希望だけは守りたかったのかもしれません。

でもやって(勉強して)ダメだったらもう自分の存在価値は完全にゼロだとわかってします。

自分の価値がわかってしまうのが怖かったですね。

そんなことを考えて勉強しなかったのかなと思います。

それではこのブログのテーマに戻して、レッツ反面教師。

今、自分がやらなければいけないことや、やりたいことから目を背けている人へ。

失敗するのが怖いですか?

私は失敗が怖くて動けなくなった先輩です。

私からあなたへ伝えたいのは、

それでも、挑戦しましょう。

ということです。

失敗するのが怖いなら、なおさらあなたは今挑戦しなくてはいけない。

その恐怖を抱え、目をそらしたまま生きるのはとても辛いです。

見えないもの、見たことないものっていうのは想像も合わさってしまってものすごく怖く見えます。

どうせならいい機会なので、じっくりその恐怖を見ましょう。

そのためには挑戦しなくちゃいけない。

挑戦して、その姿形をじっくり知りましょう。

思ったよりも大きいか、思ったよりも小さいか。

相手がわかれば対処できる。

わからないまままではずっと形の見えないものを抱えて怯える人生になります。

心は晴れません。ずっと不安です。私はそんな人生になってしまっています。

みんなには私のようになってほしくないです。

周りが羨ましく思えることがある。

でもあなたはあなたで生きるしかない。

お金の問題や、学校の環境。人より不利な状況に立たされている人もいる。

でもあなたはあなたで生きるしかない。

覚悟が必要です。

失敗してもあなたは無価値ではない。

失敗なんかで人は無価値にならない。

こんなところで諦めるな。

こんなことで諦めるな。

負けるな。頑張れ。

勉強しろ。